巷では就活解禁から半月で内定率50%超え…なんてニュース記事が飛び交っていて、先日とある企業の人事の方からも「就活の状況はいかがですか?」というメールを頂いたりしましたが、ご多分に漏れず私も既に内定を受諾して就活を終えました。

昨年末のブログエントリでもちらっと触れていましたが、就活自体は昨年10月ごろから始めていました(私は特にそういう意識はなかったけど、インターンを就活と言うのであれば8月から)。

その中で11月〜12月にはいくつかの起業にエントリーし面接を受け、12月に1社目、今年初めに2社目から内定を頂いてました((どちらも経団連非加盟なので、この時点で内定と呼称して問題はありません))。

また、様々な企業の人事の方からもインターンや会社見学、エントリーのお誘いも頂きました。 これは私の不徳の致すところですが、その全てに対応できず、結果的に連絡を途絶えさせて無視してしまうような形になってしまったところが多かったことは、大変心苦しく思っていました。 この記事で申し上げるのも何か違う気はしますが、お声掛けいただいたことはエンジニア冥利に尽きると云いますか、大変うれしく思っていたことは、間違いなく言えることです。その点だけでもご理解いただけますと幸いです。

内定を頂いてからも、どうしても内部を見たい・チャレンジしたい企業があり、内定先の人事の方のご理解もあって受諾を待って頂きました。 そして、幸運にもその企業のインターンに参加でき、ジョブマッチングにも参加することができました。 最終的にその企業には2回目のジョブマッチングで落ちてしまったのですが、自分の実力で挑戦できたことは誇りに思っています(落ちたことは今でも悔しいですが)。なにより社内の雰囲気や開発スタイル、そして自分の今の実力の限界を知ることができたし、納得したうえで社会人としてのキャリアのスタート地点を決めることができたと思います。

最終的に私の意志で受けた企業は4社でした。勝率(?)に直せば、イーブンということになるんでしょうか。 内定先の人事の方には、内定受諾を待ってもらったり、エンジニアの方との面談をセッティングしていただいたりと、本当に至れり尽くせりの対応をして頂きました。 内定を受諾する先を決めるときは文字通り断腸の思い((実際、数日胃が痛かった))で決断したのですが、悩んだ末の結論を受け入れてくださった人事の方には、本当に感謝しています。

就活を進める上で、私は「自分を不必要に飾らない」ことを一番のポリシーにしていました。 自分を飾って得た内定なんて、入社してからきつくなるだけだと思っています。 人間性はともかく、私は学生といえどエンジニアとしてのスキルやキャリアに関しては、相対的には劣っているとしても絶対的に低くはないと信じていました。

就活を終えて、それは間違っていなかったと思いました。 私は自分の力で興味を持った企業にエントリーし、面接を経て自分自身を知ってもらい、その上でその企業の判断を待つというステージまで立てたわけですから、少なくともそのことについては、自信を持ってよかったと思っていますし、素直に自分のスキルやキャリアがどこまで評価されるのかを知るいい機会になったと考えています。

結果的に就活をしていた期間は8ヶ月近くということになります。 でも、世間一般の学生のように短期決戦型の就活より、じっくり企業について理解を深め、チャレンジできた就活だったと思いますし、短期決戦で就活に一定期間拘束されて研究などが疎かになるより「期間は長いが単発的に」就活をするほうが、結果的に研究やアルバイトなどと並行して活動でき、よかったと思います。

就活を振り返るといろいろと思うことは多いので、また折を見ていくつか記事を書きたいと思いますが、まずは就活終了のあいさつと、関わりのあった皆さん、そして支えてくださった方々に御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 今後とも、よろしくお願いします。